お世話になっております。Ba.の渡邉です。
皆さま、ファミリーの1st. EP『Kobayashi Family』、聞いていただけましたでしょうか?
これからはEP収録曲のライナーノーツを録音順に書いていこうと思います。
ということで
3曲目の『心がこわれそう』からです。
おしゃれ気味のテンションコードは入っているとは言え、基本はブルースの3コードです。
曲のテーマは『横に揺ら揺らからのビートロック』、曲は5年前くらいにできていました。
昨今シティ・ポップというものをよく聞きますが、
僕はシティの形容詞が何物なのかわかりません。
東京都市圏の夜景?
ネオン街を通る黒光った外車…?
ど田舎から出てきたイオン?
Wikiで調べてみると、
ジャミロクワイ⁉︎
大滝詠一も⁉︎
熟考の結果、
本来のジャンルとしてはAORが一番近いんじゃないんでしょうか。
ドナルド・フェイゲンは若干ブルース味を感じますけどね。
そう考えると日本でよく見るシティ・ポップはタウン・ポップに近いイメージあります。
街と町の違いです。伊勢丹とイオンみたいな。
そして自分もシティ・ポップ(街)を目指してこの曲を書いたわけです。
しかし、アウトロで結局ブルースになってもうた。
歌詞もブルース感あり。都会のブルースみたいな感じです。
おしゃれを完遂する曲なんてそう簡単に書けないです。
詩の主人公に特にモデルはいませんが、思わせぶりな人にふらふらゆらゆらさせられて、
心がこわれそうな思いをする事は少なくないのではないでしょうか。
高校時代にもそういう友達はいました。いや大学も…?
この曲は、2年前(2017年)の夏前のライブから演奏し始め、その年の夏に録音をしました。どうして今までリリースしなかったのかが分かりません。タイミングです。
ライブでの演奏はつづけてきました。こういうこともあるんですね。
Vo.天野の歌も極上でありますが、Gt.八丸の2回のソロが曲のテンションとマッチしていて極上であります。Key.堀内のおしゃれエレピもいいスパイスとなっております。
ぜひ聞いてみてくださいナ!
心がこわれそう
そっぽを向いた君の髪がやけに色っぽく見えた
君は蝶の様に揺ら揺ら 僕を離れただけなのに
My heart is breaking.
心変わりも土砂降りも彼女と風任せ
君にフラれ飛び乗った列車 人っ子一人いない貸切
深夜の路地裏でエイトビートに千鳥足
君の為生きてきたあの日々は僕を強くした、なんて
過去を捨てきれない僕の辞世の句にお似合いさ
My heart is breaking.
相も変わらず枕に頭垂れ
心変わりも土砂降りも彼女と風任せ
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